のレッスン　１1　　　　　　　　　　　　　　　　2015.9-11
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

絵　　　本：　　『鳥の島』　

鳥たちは何百年もの間、自然のなかで群れをなして生きてきた。しかし、ある年、一羽の鳥が群れから離れ、海の向こうをめざし飛び立っていった。だが、あこがれの地にたどり着くことはできず、海の底へ沈んでいった。それからも鳥たちは飛び立っていったが、どの鳥も途中で力つき落ちていった。ところが、長い年月が過ぎたある年のこと……。詩的で、造形美あふれた、心に静かに響く作品です。

川端誠作　初版は1982年、文化出版局より（その後、リブロポート、ＢＬ出版より復刊）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鳥を作ってみよう！　　　　　　　　　小学生


飛んでいる姿の鳥を作ろう。展覧会での鳥の展示の仕方や、素材のことを話し合いました。どんな鳥を作ろうかな？		作ってみたい鳥の絵を描いてイメージをふくらませよう。

僕にとっての鳥は、「鳥型艦上戦闘機」。上・横・正面から見た図をすべて描いてから工作に入りました。



とじた翼の中には小さな人間が何人も乗っています。		メガネをかけたペンギン。

鳥のイメージ画（左）が立体の鳥（右）に変身しました。魅力的な鳥ですね。

お土産を運ぶ鳥。どこに何を運んでいるのでしょうね？横上空には、「鳥型艦上戦闘機」が。		獲物の虫をくわえるカラス。

作品に命が入っているようです。かわいい子供の鳥ですね。		布を丁寧に翼にはりつけたり、紙やモール等の材料を上手に使っていましたね。

羽とくちばしを工夫しましたね。		鳥の形がとても面白く出来上がりました。

今回の『鳥の島』の絵本を選ぶ前に、偶然レッスンでは１年ほどかけて「島作り」の工作を行っていました。
この展覧会では、小学生では「鳥と島」がテーマとなっています。

”多摩川オープンアトリエ”　「子供たちの展覧会＆指田容史子作品展」
　２１・２２ Nov, ２０１５アトリエろれっとにて

　　　　　　　　　　　　　　　鳥を描いて大きな絵にコラージュしよう！　　　幼稚園生

　


お家のまわりで鳥を見たことあるかな？鳥を描いてハサミで切り取ってみよう。		とても可愛らしい鳥がたくさんできました。

鳥のまわりの風景を大きな紙に描いてみよう。２クラスが合同で描きました。最後に好きなところに鳥をはりましょう。木にとまる鳥、空をとぶ鳥、海の上をとぶ鳥・・・。「発表会って初めてだから、みんなに作品を見てもらうのはずかしいな～。」
共同制作の「鳥」の絵